初心者向け、アナルフィストをするための手順
本来はウンコをひり出す穴であるアナルで大きな拳をズブズブと飲み込んでいく様は、多くのアナルマニアを魅了する光景です。
“あぁ…やだ…お尻の穴が壊れちゃう…っ!”
“太い…すごく太いの入ってくよぉ…!”
と、よがりながらアナルを拳で犯される女に興奮を覚えないアナルマニアはいない、と断言してもいいでしょう。
また、アナルフィストは“普通のアナルプレイじゃもう物足りない…!”というM女性にとっても魅力的なプレイ。さらなる拡張を目指してセルフフィストに挑戦していたり、フィスト拡張してくれるS男性を探している事も珍しくありません。
とはいえ、究極のアナルプレイとも呼ばれているアナルフィストをただの思いつきで行うには少しハードルが高いもの。それなりの準備や知識、そして期間が必要です。
今回はアナルフィストに興味のある初心者の方へ向けて、その手順や方法を紹介したいと思います。
セルフでアナルフィストに挑戦してみたいM女性や、パートナーの女性のアナルをフィスト拡張してみたいS男性はぜひ参考にしてみてくださいね。
アナルフィストをするのに必要なもの
アナルフィストをするにはまず必要なものを揃えていく必要があります。
ここではアナルフィストをするのに用意しておくべきものをまとめてみました。
ローション
アナルフィストに限らずですがアナルプレイを行う際の必須アイテムがローションです。
アナルは膣のように濡れる事はありません。(まれに腸汁という粘液が出る人もいますが性的快感により分泌されるものではありません)
指や玩具を挿入する際に滑りが悪いと痛みを伴い拡張に支障が出るので、アナルプレイをする時にはローションを使い潤滑を促すのが一般的です。
拡張が進むにつれてローションなしでは玩具の挿入が難しくなるので、必ず準備しておきましょう。
ローションは様々な種類がありますが、できればアナル専用のものを使うのがベスト。一般的なローションよりも乾燥しづらく長時間の使用に適しています。
浣腸器
アナルプレイを行うにあたって厄介なのがウンコの存在。腸内にウンコがあるとプレイの最中に臭いが気になったり、便意のせいで拡張に集中できなかったりと、とにかくプレイの妨げとなります。
そこで役立つのが浣腸器。浣腸器を使って事前に腸内を洗浄をしておく事でプレイの最中に臭いや便意を感じる事なく、拡張に集中できるようになります。
浣腸器といってもその種類は多く、どんなものを選べばいいか悩むところですが、用意しておきたいのはイチジク浣腸とエネマシリンジというもの。
イチジク浣腸はグリセリンが配合されており、直腸の便を強制的に排出させるのに役立ちます。
また、エネマシリンジはポンプで腸内にぬるま湯を送り込み、腸内を洗浄するのに用いましょう。
順番としては最初にイチジク浣腸で直腸の大きな便を出してから、エネマシリンジで腸内の汚れを洗い流すのがベスト。
直腸に便を感じない場合はエネマシリンジのみでも構いません。
ちなみにアナル上級者になるとトイレのウォシュレットや浴室でのシャワー浣腸(シャワーヘッドを外してホースから直接腸内へぬるま湯を流し込むという方法)で洗浄を行う人も多いので、普通の浣腸に慣れてきたら試してみてもいいでしょう。
ローター
初心者のアナルをほぐすのに便利なアイテムです。ある程度アナルプレイに慣れていれば不要ですが、そうでなければ一つは準備しておくといいでしょう。
アダルトグッズのお店で数百円で売っているオーソドックスなローターで充分です。
アナルバイブ・ディルド
フィスト開発するには日々のアナル弄りが必須。そこで活躍するのがアナルバイブやディルドです。
電動で動くものやフィット感のいいものなどそのラインナップは多種多様なので、自分の好みで選んでみましょう。
ただしアナルの拡張具合によってサイズを合わせるのが重要。初心者なら3cm前後のものがオススメですが、ある程度慣れてきたら4cm、5cm…と、徐々にサイズアップしていくようにしましょう。
アナルバイブは先端と根元でサイズ幅があるので、先端は少し頑張れば入るけれど、根元まで挿入するのは難しいくらいの大きさのものが拡張には適しています。
アナルプラグ
フィスト開発においては長時間の拡張時間を設ける事も大切。
かといってバイブやディルドを挿入したままにしておくでは活動しづらく、場合によっては怪我に繋がる危険性もあります。
そこで用意しておくべきなのがアナルプラグです。
アナルプラグは長く拡張状態を保てるように設計されているので、挿入したまま家事や他の趣味などが可能。中にはそのまま外出する人もいるほどです。
プラグによっぽどの負荷をかけない限り怪我をするリスクも低いので、フィスト開発の必須アイテムと言ってもいいでしょう。
アナルバイブやディルド同様、拡張状況に合わせてサイズをアップしていく必要があるので、定期的にその時の自分に合ったものを用意しましょう。
挿入した際に若干キツさを感じるくらいがベストなサイズです。
衛生用品
浣腸器で腸内を綺麗にするとはいえ、万が一のトラブルがないわけではありません。
特に初心者の場合、腸内洗浄をした際にぬるま湯が出し切れずアナル拡張の最中に漏れ出てしまう、というのもよくある話です。
こういった万が一のトラブルに備えて衛生用品も用意しておくといいでしょう。
ベッドを汚さないためのバスタオルや汚れを簡単に拭き取るためのウェットティッシュ、臭いを消すための消臭剤などがあると便利です。
また、玩具を直に使うと後のケアが大変なので、極力清潔に使うためのコンドームも用意しておく事をオススメします。
初心者でも目指せる!アナルフィストの手順
アナルフィストをするにあたって必要なものを紹介したところで、続いてはいよいよアナルフィストの手順を解説していきたいと思います。
手順①:アナル性感を覚える
アナルフィストを目指すにあたり最初に行うべきなのがアナル性感を覚える事です。
というのも、アナルフィストを達成するまでにはかなりの時間を要するので根気も必要。アナルで何の快感も得られないまま拡張を始めても長続きしないですし、苦痛を感じながらの拡張はアナルを傷つけかねません。
もしまだアナル弄りが気持ちイイと感じられない段階であれば、いきなり拡張を始めるのではなくアナルマッサージなどでアナルに慣れ親しみ、性感を得られるようになるのを目標としましょう。
アナルマッサージの流れはまず、プレイの前に準備しておいた浣腸器で腸内を洗浄します。
イチジク浣腸はトイレで、エネマシリンジは浴室で使うといいでしょう。
腸洗浄を行ったらベッドなどで楽な姿勢となりアナルマッサージを始めます。指でもできますが、ローターを使うとより効果的です。
ローションを適量アナルに塗り、入り口付近へローターで少し圧をかけながら円を描くようにマッサージします。
4,5回円を描いたら今度はアナルの中心にあてがいましょう。この時、中へ押し込むというよりは入り口に押し当てるという感じです。
触れるか触れないかのフェザータッチや少し力を入れてグリグリと押しつけるなど緩急つけてマッサージをし、痛みがなければローターの先端を少し挿入してみましょう。
息を大きく吐くと同時に挿入するとすんなり入るので、1cm程度挿入したらゆっくり出し入れしてみてください。無理でなければ徐々に深く挿入しながら抜き差しを繰り返しましょう。
最初は違和感を感じるかもしれませんが、このようなマッサージを何度か行う事で少しずつ性感に目覚め始めてくるはずです。
中にはアナルでイクという快感に目覚める人もいますが、必ずしもそこまでの快感に辿り着く必要はありません。何となく気持ちイイ、もう少し太いものも挿入してみたいという意欲が湧いたら次の手順へ進みましょう。
手順②:アナルオナニーを日課にする
アナルマッサージでアナルの快感を感じられるようになったら、アナルオナニーを日課にしてみましょう。
日課と言っても毎日行うとアナルに負担がかかるので2,3日に一度程度で大丈夫。最初は3cm前後のバイブやディルドでオナニーをはじめましょう。
この手順での目標は4cm程度まで拡張する事。2,3日に一度のアナルオナニーで徐々にアナルを拡げていきましょう。先端から根元に向かって徐々に直径が大きくなっていくようなバイブやディルドを使うとより効率のいい拡張が可能になります。
ちなみにアナルオナニーにかける時間は30分~1時間程度が理想的。もし、クリや膣でもオナニーしたい場合は同時に行うのもアリです。
手順③:プラグを使いアナルを拡張していく
アナルが4cm程度に拡張出来たら、次はプラグを使っての本格的な拡張にも挑戦していきましょう。
日課のアナルオナニーは続けつつ、最低でも週に1度はアナルプラグを数時間挿入しておく時間を設けます。
最初は4cmのものを3,4時間挿入できるとベストです。4cmのものが楽に入るようになったら次は5cmのものが挿入できるようにバイブやディルド、プラグをサイズアップして、日々のオナニーやプラグ拡張を続けましょう。
また拡張するにつれてプラグを挿入しておく時間も増やしていくのが理想的。5cmのプラグ=5時間、6cmのプラグ=6時間、といった具合にXcm=X時間を目安にするといいでしょう。
ただし、4cm以上の拡張にはかなりの時間を要します。1cm拡げるのに数ヶ月、6cm以上になると年単位の時間がかかる場合もありますが、焦らず地道に拡張していきましょう。
万が一、焦ってアナルが傷ついてしまった場合は程度にもよりますが最低でも1週間の休養が必要。
それだけに数ミリ単位でゆっくりと拡げていくのが無理なく確実に拡張していく秘訣です。
手順④:7~8cm程度まで拡張出来たらいざアナルフィストへ!
7cm程度まで拡張できれば標準的なサイズの女性の手が入る頃です。セルフフィストに挑戦する場合は、この段階で挑戦してみてもいいでしょう。
フィストといってもいきなり拳をグリグリと挿入するわけではありません。
まずは5本の指の先端同士をくっつけて指をすぼめます。その状態でたっぷりとローションを塗ったアナルへゆっくりと挿入していきましょう。
手で最も直径が大きくなるのは指の付け根の部分(中手指節関節・MP関節)です。ゆっくりとピストンを繰り返しながら慎重に挿入していきましょう。
最も太い部分が挿入できたら後はすんなり入るはずです。手首まで挿入したらセルフフィスト達成。直腸内で拳の感触を味わいながら達成感に浸りましょう。
ちなみに男性の手で行う場合、最低でも8~9cmは拡張しておくべきなので、手順③の方法でもう少し拡張を頑張りましょう。
より確実にアナルフィストを成功させるには?
アナルフィストの手順を紹介しましたが、中にはどうしても途中で挫折してしまう人がいないわけではありません。
ではどうすればより確実に成功へ導けるのか。
ここではそのコツをいくつか紹介したいと思います。
リラックスする
アナルには括約筋という非常に強固な筋肉があります。アナルフィストはこの筋肉を最大限に緩める事で成り立つものなので、肛門に力が入っている状態では上手く拡張できません。
特に初心者の場合は緊張や不慣れな部分もあって括約筋を意図的に緩めるというのは難しいもの。
そこでリラックスできる環境を作り出す事で自然と筋肉が緩みやすい状態にするのが望ましいのです。
例えばプレイの前に暖かいお風呂に入ったり、体のマッサージや軽いストレッチをするなどしてリラックスできる状況を作るといいでしょう。
また、室温も熱すぎず寒すぎない適温に調整しておくのも大事なポイントです。
面倒な作業を省く
アナルプレイで最も面倒な作業として腸洗浄を挙げる人は少なくありません。
けれどアナルフィストに挑戦しようと思うと、定期的なアナルオナニーや拡張は必要不可欠。そのたびに腸洗浄をするのは億劫だと感じ、結果的にアナル拡張の頻度が下がり挫折してしまうという人も多いのです。
そこでいっその事、腸洗浄を省くという方法でフィスト拡張に対するモチベーションを保つのも一つの手段。
もちろんアナル性感を覚える前は必須ですが、ある程度アナル弄りにも慣れてくると直腸の便さえ出してしまえばあまり臭いは気にならないものです。
また、たとえ道具が便で汚れてしまってもコンドームさえ着けていれば本体は汚れません。ゴムを捨ててさっと洗う程度で済みます。
このようによっぽどの潔癖というのでない限り、経験を積めばウンコの存在にも慣れてくるはずなので、思い切って腸洗浄を省いてしまってもいいでしょう。
アナルフィストのみに固執しない
アナルフィストはとにかく時間がかかり、根気のいるプレイです。
最初こそ頑張れば頑張るほど拡張していくので楽しさややり甲斐を得られますが、徐々に数ミリ単位でしか拡張できなくなってくるので面白味がなくなってきます。
特に何が何でもアナルフィストがしたい、とそれのみに固執してしまうと思ったように事が進まず、かといって他に楽しみも見出せずに途中で飽きて挫折してしまいやすいのです。
そのため、他にも楽しみを見出す事がアナルフィストを成功させるコツとも言えます。
例えば、アナル拡張ではなくアナルオナニーで得られる快感に焦点を当ててみるというのも一つの方法。
先の見えない目標に向かって頑張るよりも、目先の快楽を得るために行動に移す方がモチベーションも上がりますよね。
そこでフィスト拡張するためのアナルオナニーやプラグ挿入ではなく、アナルで快楽を得るための手段と考えると、飽きる事なくアナルの鍛錬が可能。結果的にアナルフィストが出来るまでの拡張にも繋がるというわけです。
アナルフィストに固執しないのでより時間はかかるかもしれませんが、無理なく確実にアナルフィストを成功させるには有効な方法です。
また、セルフでアナルフィスト開発をしているM女性においては、徐々に変化が乏しくなって面白味がなくなるのを避ける対策として、アナルプレイに興味のある男性と一緒に開発していくのもアリ。一人で行うよりはバリエーション豊かなプレイが期待できますし、アナル以外のアブノーマルプレイで気分転換も可能。
アナルフィストに対するモチベーションを下げずに目標へ向かいやすくなるはずです。
フィスト開発でアナルプレイを究めよう!
初心者でも実現可能なアナルフィストの手順を詳しく紹介させていただきました。
アナルフィストが出来るまでに拡張するにはかなりの時間がかかりますが、その分達成した時の感動は計り知れません。
セルフフィストに興味のあるM女性やパートナーのアナルでフィストファックしてみたいS男性は今回紹介した手順を参考にしてアナルを究めてみてくださいね!