奴隷にピアスをつける時に注意する事とオススメのピアス!
奴隷への肉体改造の一環としてピアスを施す、というのは珍しい事ではありません。それだけに、自分も専属の奴隷を手に入れたらピアスを付けさせてみたいと考えているS男性も多いのではないでしょうか。
けれど、ピアスと一言で言ってもその種類は様々で開ける箇所によって選ぶピアスも違ってきます。
『どの箇所にどの方向へどのようなピアスを施すか』
実はこれがピアッシングにおいて最も重きを置く要素であり、ピアッシングを楽しむ上での醍醐味ともいえるのです。
ただ、これはファッションにおけるピアッシングの場合。SM調教の一環として奴隷に施すピアスに関しては、ファッションよりもいかに性感やその後のプレイに直結するかに重点を置いて開ける事が大切です。
今回は、奴隷にピアスを施すのにオススメの箇所やピアスの種類、またその際の注意点などを解説したいと思います。
奴隷にピアスを施すのにオススメの箇所
奴隷にピアスを施そうと思った時にまず考えるのが、どこへピアスを開けるか、ではないでしょうか。
オシャレやファッションとしてピアスを開ける場合は耳やおへそが一般的ですが、奴隷にピアスを施す理由や目的は、大体以下の3つのパターンに当てはめられると思います。
・苦痛を与えるため
・奴隷の証にするため
・性感を誘発させるため
苦痛を与える目的に関してはピアスを開けるという時点で目的を果たしているので、ここでは「奴隷の証にするため」「性感を誘発させるため」という点を踏まえた上で奴隷にピアスを施すのにオススメの箇所を紹介していきます。
乳首
奴隷に施すピアスとして最も気軽に開けられる箇所の一つが乳首です。
セックスシンボルである乳首へピアスを施す事で、奴隷の証を表すのには充分。風呂に入る時や服を着替える時など、自分の乳首を目にするたびに、ピアスを施してくれた貴方の事を思い浮かべながら、「私は奴隷なんだ…」と実感するでしょう。
また、乳首は性感帯でもあります。それだけにピアスを開ける事で乳首の性感を誘発させる効果も期待出来ます。 中には乳首ピアスを開けたら乳首でイケるようになったというM女もいるようなので、感度がアップする事は間違いないようですね。
その他、ノーブラで服の下から浮き立つ乳首ピアスを見せつけながら街中を歩かせるといった羞恥プレイを楽しむ事も可能。
ちなみに乳首ピアスは、乳首に対して水平にピアスを貫通させるホリゾンタルニップルと垂直に貫通させるバーティカルニップルが主流の開け方となっています。
どちらかというと水平に貫通させるホリゾンタルニップルの方がファッショナブルではありますが、奴隷にピアスを施すというテーマにおいては垂直に貫通させるバーティカルニップルの方がこの後紹介する輪ピアスが映えるのでオススメです。
鼻・唇・舌
鼻や唇、舌へのピアスはファッションとして開けられる事も珍しくない箇所です。
それだけに奴隷にピアスを施す、という目的で開ける箇所としては少し違和感を抱く人もいるでしょう。
しかし、あえてファッション性が高く、体の中でも最も目立つ場所を選ぶ事で、奴隷の証であるピアスを堂々と付けられるというメリットがあります。
さらに、鼻や唇、舌のピアスはリードや鎖を用いる事で屈辱の引き回しプレイを効果的に行う事ができるのです。
まるで人間以下の家畜牛のように鼻ピアスにリードを引っかけての引き回し、唇や舌が引きちぎれそうな程引っ張られ、苦悶の表情を浮かべながら引き回しに遭う奴隷、想像しただけで恥辱的ですよね。
いずれも服を脱がずに出来るので、SMイベントなどに連れ出して衆人環視の中での引き回しといった事も可能になります。
ただし、目立つ場所なだけに職業によってはNGという場合も。仕事上、鼻や唇、舌へのピアスは難しいという相手への無理強いは避けた方が無難です。
性器周辺
奴隷にピアスを開けるなら性器ピアスを、と考える人は乳首の次に多いのではないでしょうか。
普段の生活の中では基本的に他人に見られる場所ではないため、密かに奴隷の証としてピアスを開けてやりたいという場合には性器周辺のピアスが最適。
性的は敏感な箇所であるためピアスを施す事で感度アップも期待できます。
ただ、性器といってもクリトリスやラビアなど様々な箇所があり、どこに開けるのがベストなのか悩む人もいるかもしれません。
率直に言うとその答えはどこでもOK。奴隷と相談して決めてもいいですし、貴方の考えを優先して開けるでもいいでしょう。
ちなみに最も感度に影響するのはやっぱりクリトリスです。クリトリスにピアスを開けてからイキやすくなった、イク回数が増えたというM女は多数。ただし、開ける時の痛みはかなりのものなので、それなりの覚悟も必要となります。
逆に、痛みが控えめで開けやすいのは小陰唇。両サイドにあり、面積も広いので痛みが少ない分数多く開けられるという楽しみもあります。
首元
奴隷に首輪をはめさせて服従させるというのはSMの世界では珍しい事ではありません。
また、首に付けるアクセサリーにチョーカーというものがありますが、こちらも「独占したい」「独占されたい」という意味が込められており、たとえファッションであっても好んでチョーカーをつける女性は誰かに支配されたい願望をもつM女の素質があると言われていますし、男性が女性にチョーカー贈る場合は「君を独り占めしたい」というメッセージになるとされています。
このように首元を何らかの形で支配するという事は隷属の象徴でもあるのです。
そして、その究極の形が首元へのピアスといっていいでしょう。
専門的な用語ではマディソンピアスと呼ばれているもので、喉元の辺りに施されるのが一般的です。
目立つ部分ではありますがファッションとしても成り立つので、鼻や唇、舌へのピアス同様、表向きはオシャレ目的だと見せかけつつ、実は奴隷の証のピアスだという二人だけの秘密を共有して楽しむのもいいでしょう。
また、こちらも仕事上ボディピアスはNGという相手には配慮が必要です。
奴隷のためのオススメのピアスは輪ピアス一択!!
奴隷にピアスを施したい体の箇所が決まれば、次はどんなピアスを付けさせたいか考えるのではないでしょうか。
実際にボディピアスを探してみると、様々なデザインがあって何を選べばいいのか迷ってしまう人も少なくないと思います。
けれど、奴隷のためのピアスとなると選択肢は一つ。それは輪ピアスです。
なぜ、奴隷のためのピアスには輪ピアスがオススメかというと、SMプレイにも一役買ってくれるからです。
ではどんなSMプレイに有効なのか、下に挙げてみました。
リードや鎖を取り付けて引き回しプレイ
上でも少し触れましたが、ピアスにリードや鎖を連結させての引き回しプレイは、奴隷にピアスを施したなら必ずやってみたいプレイの一つではないでしょうか。
ピアスにリードや鎖を連結させるとなると、引っかかりとなる部分が必要ですが、その役割をこなしてくれるのが輪ピアスです。
ちなみに輪ピアスとリードや鎖を連結させての引き回しプレイは、基本的にどの箇所のピアスでも行えます。
SMイベントのような人前でも行えるのは上記でもお話した通り、鼻や唇、舌へのピアスや首元といった、着衣状態でも見える箇所へのピアスでしょう。
逆に、人前では難しいものの、同時に性感を与える事ができるのは乳首と性器周辺のピアスでの引き回しプレイです。
また、引き回しプレイ以外にも馬に指示を与える手綱のような使い方をして奉仕命令を与えるのも人気のプレイです。
錘をぶら下げて肥大化改造
連結器具を引っかけて鎖やリードで引き回しをするのに役立つ輪ピアスですが、同じような要領で錘を引っかけぶら下げる事で、肥大化改造を行う事も可能です。
ピアッシングプレイというと人体改造の一つにも含まれるため、肥大化改造に興味を抱く人も多いのではないでしょうか。
肥大化改造というと、洗濯ばさみで挟んだり、専用の吸引具を使って行う事が多いですが、これだと表面の皮膚中心にしか作用しないため、時間がかかってしまいます。
その点、ピアスを着けた状態で錘をぶら下げると、皮膚内部の肉から重力で引っ張るという形になりますし、目立たない錘であれば、24時間吊るしっぱなしにもできるので、より効率的に肥大化改造が可能なのです。
肥大化改造を行う場所としては乳首や性器周辺が一般的。乳首やクリトリスに施した輪ピアスに錘をぶら下げさせて自分好みに肥大化させてやりましょう。
また、小陰唇に複数個の輪ピアスを施した後、その全てに錘をぶら下げる事で、小陰唇の肥大化改造も可能です。
ピアスを施す際の注意点
ピアスというと今やオシャレやファッションの一環として、SMへの興味の有無関係なく多くの人が当たり前のように行っています。特に30代以下の女性となると体のどこにもピアスを開けていないという人の方が少ないでしょう。
それだけにピアスを施すというと簡単に聞こえますが、肉体に針を貫通させる行為には違いないので、何かしらの危険が伴うのも事実です。
ここでは、奴隷へ安全にピアスを施すための注意点についてお伝えしたいと思います。
金属アレルギーの有無を確認する
ピアスは体に針を貫通させ、金属製のピアスを装着させるのが一般的です。
それゆえに金属アレルギーの有無は最初に必ず確認しましょう。
金属製の指輪やネックレスを着けると痒くなったり腫れたりする人は金属アレルギーの可能性が高いです。もし、確実に調べたい場合は、病院へ行って検査をしてもらうといいでしょう。
また、金属アレルギーは突然発症する場合もあります。長くピアスを着けているけれど、最近その箇所に痒みや腫れ、膿が出てくる、といった症状が出てきた場合には金属アレルギーを発症した可能性を考えた方がいいでしょう。
このように、金属アレルギーがあるとピアスは諦めた方がいいのだろうかと思うかもしれないですが、銀や金、プラチナなどアレルギーになりにくい金属もありますし、金属アレルギーの人専用のピアスもあるので、こういったもので対応できるなら、ピアスを着ける事は可能です。
衛生管理を徹底する
ピアスは体に穴を開ける行為なので衛生管理はとても重要です。
ピアスを開ける際には手指とピアスを開ける箇所の消毒はもちろんの事、針やファーストピアスの消毒も忘れず行いましょう。
そして、ピアスを開け終わった後のホールは生傷と同じです。化膿や炎症を避けるためにも毎日消毒をし、軟膏を塗って、清潔を保つ事も大切です。
ピアスホールが安定するまで安静にする
ピアスを開けたからそれで終わり、というわけではありません。
ピアスを開けた直後の穴は言ってみれば傷口であり、治癒する過程で穴ができていくのがピアスの仕組みです。
治癒する前にピアスを外してしまうとすぐに塞がってしまいますし、そこへ無理矢理ピアスを通すと傷口が塞がってしまいます。強い負荷をかけるのも、傷口を広げる原因となるでしょう。
なので、できればピアスホールが安定するまでは外したり、無理な力を加えたりはしないようにしましょう。
安定するまでの期間は開ける箇所や人によって差がありますが、大体3か月を目安にしてみましょう。
・血や体液が出なくなった
・化膿していない
・痛みがない
・ピアスをスライドさせた時痛みなくスムーズに動かせる
この状態になればある程度ピアスホールが安定したといえるので、好みのピアスに付け替えたり、引き回しや肥大化改造を始めてみましょう。
ただし、まだ完全に安定していない場合もあるので無理は禁物。最初は様子を見ながら行いましょう。
また、安定したように見えてもピアスを長時間外した状態にしていると塞がってくる場合もあります。ピアスを付け替える時やケアする時以外はなるべく付けた状態を保つようにしましょう。
皮膚の深い所へ施す
奴隷にピアスを付けて、プレイにも活用しようという場合には施す位置にも気を付けましょう。
皮膚の浅いところに開けてしまうと、何かの拍子に肉ごと引きちぎれてしまう危険性もあるからです。
乳首やクリトリス、小陰唇なら根本へ、鼻や唇、舌、首元のピアスであれば最低でも0.5㎝~1㎝ほど皮膚のゆとりを持たせて開けましょう。
奴隷へのピアスは主従の絆、安全に開けてさらに信頼を深めましょう
奴隷にピアスを開ける際のオススメの箇所やピアスの種類、またその際の注意点を詳しくお伝えさせていただきました。
奴隷へのピアスは主従の絆でもあります。信頼関係の上で行える行為だともいえるでしょう。
だからこそ、安全を重視してピアスを開ける事でさらなる信頼関係が生まれるはず。
ピアッシングという行為を単なるプレイの一つとするのではなく、信頼関係を深める行為として行えるのが理想ですね。