SMの上達テクニックはまず基本と己を知る
おそらく、日本人男性のほとんどがアダルトビデオを「エッチの教科書」にしていることでしょう。
しかし、現実は非情にもアダルトビデオの様にうまくいかないでしょう。
何故なら、女優の喘ぎ声も、気持ち良さそうにしている仕草も全て”フリ”なのですから。
-こんな激しい手マンをしたら、女性は感じるんだ-
一番初心者が陥りやすい部分だと思います。
当サイトのコンセプトはSMプレイ、しかし基本のテクニックが出来ていなければ女性を最大限に感じさせる事は不可能でしょう。
どうしたらいいのか?まず、基本中の基本を改めて学びましょう。
1人でも多くの初心者を上級者へ、男性諸君が「本当に気持ちいいSEX」ができる男になれることを心から願っています。
快感を高める焦らしのテク
焦らしとは、SMにおいて、地味に見えて熟練者である人こそ使っている小技です。 例えば、クリトリスなどの敏感な性感帯をなかなか愛撫せずに、お待たせするのです。
人間は「して欲しいこと」を後回しにされればされるほど、期待値が高まります。 子供が誕生日プレゼントを待ちわびて、ようやく手にしたとき、大喜びする心の働きと同じですね。
SMにおいては、焦らしによって生まれた期待値は快感になって返ってきます。 つまり、焦らしプレイは快感を高めるのです。
具体的には、以下の4つがセックスにおける「焦らし」のポイントとして挙げられます。 これらの焦らしを的確に行うことで、女性の性的快感を極限まで高めることが出来るので、押さえておきましょう。
(1)服を脱がすのを焦らす。

女性の服をなかなか脱がさないことで焦らしになります。 男性のほとんどは「裸にする=恥ずかしい」と考えがちですが、服を脱いでしまうとむしろ恥ずかしくなくなるのです。 つまり、服を脱がさないことで羞恥心を煽れるのである。
女性からすれば「はやく、はやく脱がして・・・」という焦らしになるのです。 この羞恥心が、女性の心を揺さぶって、興奮を高めるのです。女性がブラジャーを取るときに、胸を隠しながら脱ぐ、あの恥ずかしそうな仕草のことです。 したがって、服をゆっ~くりゆっ~くり脱がしましょう。
具体的には、ブラウスのボタンを開けて脱がさない、 ブラジャーをズラして胸を露出させる、スカートは脱がさずそのまま愛撫する・・・などなど、「脱がさず、着させず」を徹底するのである。
じっくり愛撫をしたら、上半身→下半身の順番で脱がします。ただし、服を汚さないように注意してください。
(2)乳首の愛撫を焦らす

上半身で最大の性感帯は「乳首」です。女性によってはまったく感じないケースもありますが、一般的には敏感な性感帯の代表です。 当然、ここは焦らさないといけません。
具体的には、「乳房」→「乳輪」→『乳首側面』→『乳首』の順番で愛撫しましょう。 まずは、手のひらでおっぱいを包み込むように優しく揉みます。乳房は、ほとんどが皮下脂肪なので性感帯ではありませんが、エロチックな行為なので興奮します。
甘い言葉責めをしながらモミモミすれば、よりエロチックに、よりロマンチックに愛撫できます。
次は「乳輪」です。乳輪を舌や指で唾で音を立てて愛撫します。乳首の周りをクルクル回るように、円運動するのが効果的です。 ここもじっくりと愛撫して、乳首はおあずけにします。
さて、次は「乳首」と思いきや、「乳首側面」の愛撫です。 人差し指と中指で乳首を挟んで、おっぱいをもみます。 こうすることで、乳首側面へ快感を与えると同時に、乳首も焦らすことが可能なのです。
しばらく、モミモミしたあとに、ようやく「乳首」の愛撫をします。 指の腹で円を描くようにしてクルクル転がし、口に含んで舌でコロコロ転がしたりします。 おあずけした分、じっくりとダイナミックに愛撫しましょう。このように段階的に愛撫することで、愛撫の快感をより高めることが出来ます。
(3)クリトリスの愛撫を焦らす

女性にとって最大の性感帯はクリトリスです。「太もも」→「大陰唇」→「小陰唇」→『クリトリス』の順番で愛撫するのです。
上半身の愛撫からクリトリスへ行くと思いきや、太ももに寄り道をして、アソコに接近したと思いきや、大陰唇→小陰唇へとジワジワ迫っていきます。
舌先を使って、太ももを下から上へくすぐるように舐め上げれば、あなたのモノが恋しくなるでしょう。 可能であれば、そのまま足の裏まで舐めても構いません。ここでガッツリ焦らすことで、女性の興奮度はグッと高まるのです。
そのまま「大陰唇」→「小陰唇」を舌でじっくり愛撫して、クリトリスの愛撫にシフトします。 ポイントとしてクリトリスは特に時間をかけて、徹底的に愛撫することです。
(4)挿入を焦らす

最後のポイントは、AVで良く見かけるあのテクニックです。やり方はとても簡単で、ペニスでクリトリスを愛撫だけなのです。 まず、ペニスを手で持ち、クリトリスに当て、上へ下へ揺らしてクリトリスを刺激しましょう。 これが意外に「気持ちいい」らしいのです。
この焦らしを1~2分行いましょう。徹底的に焦らすのです。 膣口から愛液が分泌されている場合は、ペニスを愛液で濡らしてウエットに愛撫します。 じっくり愛撫したら、いよいよ挿入しましょう。性的快感がグッと高まるはずです。
一度挿入したら、もう焦らし必要ありません。 緩急はつける必要はあるかもしれませんが、そのままゴールまで突っ走ります。 この4つを完璧に出来れば、「山と谷」「メリハリ」がある素晴らしいSMセックスになるでしょう。 焦らしを習得して、女性の快感を極限まで高めるのである。
本当に気持ちいい愛撫のやり方
愛撫は男の腕の最大の「見せどころ」です。 触れるだけで女性が身体をのけぞらせたり、場合によってはオーガズムに到達する場合もあります。 以下の3つが、極上の愛撫をするポイントです。
(1)神経が集中している場所(性感帯)を
(2)フェザータッチで
(3)産毛を逆立てながら 円を描きながら触る
(1)神経が集中している場所(=性感帯)
性感帯とは簡単に言うと「神経が集中している場所」の。 下図が示す場所が、女性の主な性感帯です。 しかし、神経や感覚器官の分布には個人差がありますから、敏感な場所は女性によって異なります。 やはり、個人差があるのです。
したがって、下図はあくまで参考であり、その女性のツボは男性が探すしかありません。なんとなく愛撫をするのはNG。 つねに女性の反応を観察し、本当に気持ちいい場所を探って下さい。
女性にどこが気持ちいいのか聞くのも一つの手ではあります。
(2)フェザータッチ

ポイント、フェザータッチの作り方

マウスを軽く握って、力を抜いて下さい。 そのままマウスから手を放しましょう。卵を軽く握るイメージです。 決して力を入れずに、指同士を均等に拡げましょう。 これでフェザータッチのフォームが完成しました。
このフォームで、指の腹を使って愛撫することになりますが、忘れてはいけないのが「手のケア」です。 カサカサの指は絶対にNGです。せっかく綺麗なフォームなのに、指がザラザラでは痛いだけです。 勝負の前日からというより、日頃からハンドクリームを使ってお手入れをしておきましょう。 また、ツメは「指の腹」の内側まで切ってください。普段からのハンドケアも隠れたマナーです。
(3)産毛を逆立てながら、円を描きながら触る

フェザータッチのコツは、産毛を逆撫ですることです。 産毛に逆らうようにして指を動かす方が、神経がより刺激され、快感の度合いも強くなるからです。
例えば、背中であれば、腰から首に向けてフェザータッチで触ることになります(左写真)。 この際、「円運動」が基本です。一度に首まで到達するのではなく、4秒間で1つの円運動を行い、それを繰り返します。「1、2、3、4、クルッ」です。
4秒間で1つの円を描くことで、ゆっくりとした愛撫を一定のペースで行えます。 一定のペースでゆっくり愛撫することで、安定した心地よさが生まれるからです。 重要なのは、指の腹を使って、触れるか触れないかの微妙な感覚で行うことです。 産毛だけを逆なですることで、独特の快感を与えることが出来るからです。