忠誠心の強いラビアピアッシングのM女
近頃は猫も杓子もSだMだと喧しい。
M女の条件ってなんだろう。ただ受身が好きというものぐさがMですとほざいているのを聞くと虫唾が走る。
私が飼育しているM女のこのみ(仮名)に謝れと言いたい。
このみは忠誠心の強いM女だ。
このみは乳首ピアスとラビアピアスを施している。自ら言い出したのだ。
このみとはSM出会いサイトで出会った。変態と出会える確率は他と比べるとかなり高いと思う。
このみは毎回M調教するたび妥協を許さない忠誠心の強い女だったが、それを形に示したいということで自らピアスを開けた。
ラビアピアッシングを興味本位で施したがる輩もいるが、やるならよくよく考えたほうがいい。なぜなら、ピアスを付けていると出来るプレイに制限が生じるからだ。
電マをクリトリスに当てがう時もピアスに触れぬよう角度には気を遣うし、押し付けるのも度が過ぎるといけないから、強弱の加減にはかなり気を遣う。
ペニス以外の異物を挿入しようとなった場合も、ピアスを巻き込まないように注意することがどうしても必要になる。
こういったことを毎回やるのは骨が折れるものだ。しかし私はこのみに対してそれを面倒くさいと感じることはない。
なぜならこのみは真性のM奴隷であり、私は正真正銘そのご主人様だからだ。
そこには揺ぎ無い主従関係が存在し、お互いにSMプレイを徹底的にやり切るという矜持がある。
だが、最近このみがピアスを外してプレイしたいと言う事がたまにだがある。
「御主人様…ピアスを外してもよろしいですか…」
「なぜだ。お前が俺の性奴隷である証だろう」
「今日は…思い切り快楽を貪りたいのです…」
「お前御主人様に逆らうのか」
一本鞭でこのみを痛めつける。このみがこのように言うのは、おそらく自分の中での背徳感を楽しんでいるのだ。
自ら懇願して開けた性器ピアスを、己の快楽のために外したいと御主人様にお願いしていると。
それに、拡張プレイをする時にも思い切り出来るし、ラビアの巻き込みを気にしなくていいというのはこちら側からしても有り難いものだ。
とはいえ、オマンコにピアスが付いているヴィジュアルは性的興奮を大きく助長する。私自身はM奴隷にピアスを付けたままアナル調教や異物挿入プレイをする方が好きだ。
SM出会いサイトには忠誠心の強い良質なSMパートナーに出会える確率がかなり高い。
このみを調教することで私は生を得ている気がする。
ピアスを施しているのは私の方かもしれない。心のピアスを。
名前:高岡
年齢:53
地域:東京
職業:会社員
