ピアッシングを楽しむ時の注意点
ピアッシングといえばM女の体をピアスで卑猥に飾る人気のSMプレイです。また、服従の証としてM女にピアスを施したいという方も多いですよね。
とはいえピアッシングは体に針を貫通させて行う一種の人体改造プレイでもあるのでやはり最低限の知識は必要。それだけに実際に行うには少しハードルが高いと感じる方も少なくないと思います。
今回はこれからピアッシングに挑戦してみたい方に向けて、楽しむための注意点やピアスを開けるのにオススメの箇所、またその箇所に似合うピアスなどを詳しくまとめてみました。
ピアッシングに興味のある方は是非参考にしてみてくださいね。
ピアッシングの魅力
多くの人を魅了するピアッシング。まずはその魅力についてまとめてみました。
比較的お手軽に出来る
冒頭でもお伝えした通り、ピアッシングは肉体改造プレイの一つです。
肉体改造というと刺青やスカリフィケーションのように一度体に施すと一生痕が残ってしまうプレイが多く、なかなか気軽に出来るものではありません。さらに実際に施すとなると、かなりの専門知識も必要とされるので素人が見よう見まねで行うには難しいものがあるでしょう。
その点ピアッシングは一度開けてもピアスを外してしまえば基本的には穴が閉じて痕もほとんど残りません。また、万が一失敗しても期間をおけばやり直しだって利きます。
さらにピアッシング用の器具はネットなどで数百円という求めやすい価格で売られており、素人でも個人的に施す人は少なくありません。
このように、ピアッシングは他の肉体改造プレイより比較的お手軽に行う事が可能なのです。
ファッション性が高くM女に受け入れられやすい
人体改造の一環として刺青を入れるとなると「奴隷マゾ」「淫乱M女」など、一目で変態性癖を持つ女だというのが分かる文様を施す場合がほとんどですよね。
けれどピアスはそれ単体で変態性癖を示す要素はありません。
ピアスをファッションの一環として施している人も多数いますが、そういった人達と区別がつきません。言ってみればたとえ他人にそのピアスを見られたとしても変態M女だと悟られる事はないという事です。
それだけにたとえ人体改造というSMプレイの名目であったとしてもM女としては心理的負担が少なく、比較的抵抗なく受け入れられやすいものになります。
他のプレイに派生できる
刺青をはじめとした人体改造プレイは施してしまえばそれで終わりですが、ピアッシングは他のプレイに派生できるという魅力があります。
例えばピアスに電流を流してパルス責めをしてみたり、ピアスにリードを通して引き回しをしてみたりなど。
このようにアイデア次第で様々なSMプレイとコラボできるのはS男性としても嬉しいポイントと言えるのではないでしょうか。
ピアッシングを行う際の注意点
ピアッシングの魅力を紹介したところで、比較的気軽に出来ると言ってもやはり最低限の知識は必要。
続いては、ピアッシングを行う際の注意点をまとめてみました。
衛生管理を徹底する
ピアッシングは皮膚に針を貫通させる行為です。そのため、衛生対策がされていないと皮膚の中に雑菌が入り込み、化膿や炎症を起こす事も少なくありません。
ピアッシングを行う際はまず手指とピアッシング専用のニードル、そしてファーストピアスをアルコールなどで消毒してから行うようにしましょう。
また、ピアスを開けた後のケアも重要。毎日洗浄して清潔を保つようにしましょう。
洗浄の方法は以下の通り。
1.赤ちゃん用の泡ボディーソープでピアス部分を覆うようにし、2,3分そのままにしておく
2.ピアスを前後にゆっくり優しく動かす(この際、痛みを感じるようなら動かさなくてもOK)
3.シャワーで泡を洗い流し、綿棒などで水分を拭き取る
この作業を毎日のお風呂タイムで行うようにすればピアッシング後のケアも無理なくできるはずです。
穴を開ける箇所にあらかじめ印をつけておく
ピアッシングをする箇所を決めたらそのまま針をブスッと貫通、というのはよくやりがちですが実はコレ、失敗の元になりやすいのです。
というのも皮膚は柔軟性が高く、目視で狙いを定めても高確率でズレてしまいます。その結果、思った場所と違った箇所に穴が開いたり、他のピアスとバランスよく穴を開けるつもりがちぐはぐになってしまったといった事が起こるのです。
こういった失敗を防ぐためにも、穴を開けたい箇所にはあらかじめ印をつけておくようにしましょう。
印を付けるアイテムとしてよく使われているのは油性ペン。文房具店などで市販している一般的なものでOKです。もしどうしても感染症などが心配であれば医療用の滅菌ペンを用意するといいでしょう。
穴が安定するまでファーストピアスを外さない
ピアスは一度開けたからといって一生穴が残るとは限りません。
長い期間をかけてピアスホールを定着させる事で一生モノの穴が出来上がります。逆に言えば、ピアスホールが定着していなければ簡単に塞がってしまうのです。
特に開けたばかりのピアス穴は細心の注意が必要。体にとって傷口と同じなので、治癒作用が働き穴を塞ごうとします。
何かの手違いでピアスが外れてしまうとすぐに穴が閉じ始め、再び挿入しようと思っても上手く入らなかったり穴を傷つけてしまう事もあるのです。
それだけにピアスを開ける際はファーストピアスがセッティングできるピアッサー専用のニードルを用い、針を貫通させると同時にピアスをセットするようにしましょう。
また、その時セッティングしたピアスがファーストピアスとなるので、穴が安定するまで外さず着けっぱなしにしておく事が大切です。
ピアスホールが安定する期間は開ける箇所や個人差もあり、数ヶ月から数年と大きな幅があります。
目安としては痛み・腫れ・出血・浸出液の分泌・化膿がない状態が一ヶ月続けばホールに沿って薄皮が出来始めている頃。オシャレでデザイン性の高いピアスに付け替える事が可能になります。
とはいえ、この時点ではまだ完全にピアス穴が安定しているとは言えないので、長時間ピアスを外しっぱなしにしていると穴が閉じてしまいます。
それだけに穴を閉じてしまいたいという場合を除いては基本的にピアスの交換は最小限に留め、常に着けっぱなしにしておくのが望ましいと言えるでしょう。
ただし、痛みや腫れ、化膿などのトラブルが長期間続き、耐えがたい苦痛を伴うようであればピアスが合っていない可能性もあるので、外して穴を閉じてしまう判断も必要です。
アレルギーの有無を確認する
ピアッシングに使われるピアスは金属製のものが多いですが、人によってはアレルギーを持っている人もいます。
金属アレルギーがあると、常に皮膚が炎症を起こしたような状態になり、痒みや膿を伴ったり、その部位が熱を持ったりします。
当然ピアスホールが安定する事もないので、折角穴を開けても外すほかありません。
こういった事態を避けるために、今まで一度もピアスを開けた事のない相手には事前に金属アレルギーの検査をしておくのもオススメです。
検査は皮膚科などの病院で行ってもらえるので、最寄りの医療機関を探して見てくださいね。
万が一金属アレルギーがあった場合は、対象の金属を使用しているピアスを着けるのは控えましょう。樹脂製など金属を使用していないピアスもあるので、そういったものを取り入れるといいでしょう。
オススメのピアッシング箇所とピアスの種類
ピアッシングの際の注意点をお伝えしたところで、SMプレイにおけるピアッシングはどのような箇所に施すのがいいのか、というのも気になるところですよね。
ここではオススメのピアッシング箇所とピアスの種類についてまとめてみました。
乳首
M女にピアスを開けるなら、と考えた時に真っ先に思い浮かぶ箇所として挙げる人も多いのではないでしょうか。
全裸になると露わになる両乳首のピアスは目に付きやすい箇所でもあるので、人目で征服欲を満たせるものとなりますよね。M女にとっても、鏡などで自分の裸体を見た時に確実に目に留まるので、そのたびに支配される歓びを味わえるはずです。
乳首に装着するのにオススメのものと言えばリング状のピアス。オシャレ度は低いですが、リングピアスに錘をぶら下げたフックを引っかけての乳首責めや鎖を引っかけての引き回しなどが楽しめます。
クリトリス
乳首同様にM女へのピアッシングとして人気のある箇所がクリトリスです。ただでさえ敏感な場所がピアスを施す事でさらに感度がアップすると評判。クリピアスは淫乱M女の象徴となり得る言ってもいいでしょう。
そんなクリトリスにオススメのピアスはストレートバーベル。直線のピアス軸が特徴でオーソドックスなピアスの一つです。
特に軸の長さが短めのものを選ぶ事でクリトリスに適度な圧がかかってより感度が高まるでしょう。ピアスにローターや電マを押し当てる事で、ピアスを伝いクリトリスの内部まで強烈な刺激を与えたりといった楽しみ方も出来ます。
ピアスを開けてすぐはある程度余裕のある長さの方がいいですが、穴が安定してきたら短い軸のものに変えてみるのも一興です。
小陰唇
小陰唇、いわゆるラビアは比較的痛みが少なく手入れもしやすい事から性器ピアスの中ではお手軽に出来ると好評のピアッシング箇所です。
左右対称に1対、2対、3対と開けている人が多く、性器周りを華やかに飾る事で卑猥さを際立たせる事が可能。
小陰唇のピアスにはリングピアスをチョイスする人が多いですが、2つのピアスホールを1つのピアスで繋げるインダストリアルピアスもオススメ。
左右対になっているピアス穴を連結させる事でちょっとした貞操具にもなるでしょう。
とはいえ、ファーストピアスでインダストリアルピアスを装着するのは難しいものがあります。最初はリングピアスを装着し、ある程度穴が安定してきた上でインダストリアルピアスに変えるといいでしょう。
ちなみにクリトリスにも言える事ですが、性器ピアスを開けた際はピアス穴を傷つけないように最低1ヶ月はセックスやオナニーを禁止する事が推奨されています。
性器にピアスを施す際にはこの事を留意しておきましょう。
首元
主従の印としてM女に首輪をプレゼントする男性は多いはずです。
首輪は飼い犬や猫を連想させる事から被服従の象徴でもあるだけに、M女に首輪をはめて主従を誓わせるというのは征服欲を満たす効果があります。
けれど簡単に取り外しが出来る首輪では少し物足りないと感じる男性も少なからずいるでしょう。逆に支配されている事をもっと実感したいというM女もいるかもしれません。
そんな方々向けなのが首元のピアスです。ちょうど首輪がかかる位置にピアスを施す事によって、普通の首輪よりも本格的な主従の証を刻む事ができるでしょう。
首元へ施すピアスのオススメとしてはサーフェイスバーベルというものです。コの字型になっており皮膚への負担が少ないので、首元へのピアッシングにはよく用いられています。
服では隠しづらい場所ですがこのピアスを見て変態M女だと思われる事はないので、御主人様と奴隷の二人だけの主従の証として秘密を共有し合えるのもいいですね。
鼻
鼻は顔の中心であり体の中で最も目立つ箇所と言ってもいいでしょう。その鼻に主従の証としてピアッシングを施す行為は、隷属関係に対する強い決意がなければなかなか出来る事ではありません。
SMプレイの一環で鼻へピアッシングをする場合は左右の鼻の穴を隔てる皮膚にピアスを施すセプタムがオススメ。言葉だけでイメージするのが難しい人は牛の鼻輪のようなピアスを想像すればピンと来るのではないでしょうか。
このセプタムは近年、ファッションとしても人気のある鼻ピアスですが、リングピアスを通す事でSMプレイに活用する事も可能。
その方法はもちろんリングピアスに鎖や紐を通しての引き回しです。牛そのもののように四つん這いで散歩させるとよりM恥辱を味わわせる事が出来るでしょう。
鼻輪のようなピアスとなると目立つので仕事をはじめとした日常生活に支障をきたしそうですが、サーキュラーバーベルというU字型で両端にキャッチが付いているものであれば両端のキャッチ部分を鼻の穴に押し込む要領で隠せます。
なのでファーストピアスには細め、なおかつ黒など目立ちにくいサーキュラーバーベルを用い、ピアスホールが安定するのを待ちましょう。
ある程度安定して他のピアスへの取り替えができるようになったら、プレイ中にのみリングピアスを装着するという方法をとる事で、日常生活に支障をきたす事なく鼻ピアスを活用してのSMプレイが楽しめるようになるでしょう。
注意点を押さえて正しくピアッシングを楽しもう!
ピアッシングにおける注意点や、ピアスを施すオススメの箇所などについて紹介させていただきました。
ピアッシングは主従の証を施すだけでなく、工夫次第でSMプレイの幅を広げる事も可能です。
今回紹介した注意点を意識しながら、正しくピアッシングを楽しんでみてくださいね。