窒息プレイで肺炎?強制的に呼吸困難にさせる窒息プレイでの危険な症状
息ができない苦しい状況にエクスタシーを感じ、その状況を楽しむ事を窒息プレイと呼ぶ人もいます。
自分の意思で上手く酸素を取り入れることができない呼吸困難に陥ることを目的に、首を絞めたりビニール袋をかぶったりテープなどで口をふさいだり、一歩間違えれば死んでしまう危険なプレイですが、SMの世界では割とポピュラーな存在です。
信頼のおけるパートナーと行う事で、窒息や呼吸困難な症状が出る危険性を回避できますが、信頼できる相手だからと言って何度も回数を重ねて行うと、次第に身体にも影響が出てきます。
今回はそんな窒息プレイで起こってしまう、身体の変化や危険な症状について見ていきましょう。
窒息プレイで肺炎のリスクは?
まず肺炎とは、ほとんどのケースで細菌やウイルスに感染した事により、肺の肺胞が炎症を起こす病気です。
なので窒息プレイで呼吸困難な状態を繰り返しただけでは肺炎になることは考えづらいです。
ビニール袋をかぶって自身が吐いた二酸化炭素を吸い続けることで多少のダメージは加わりますが、肺炎になるほどではないでしょう。
ただし、窒息プレイを行うパートナーが肺炎の原因となるウイルスや細菌を媒介してしまって感染してしまう可能性もあります。
窒息プレイに限ったことではありませんが、コロナウイルスで騒がれている今、通常のセックスやSMグッズを使ったプレイなどでは細部まで除菌や消毒を行った方が良いですね。
こんな症状が出たらヤバい
窒息プレイを楽しんでいる時でなくても、以下のような症状が出たら肺炎の予備軍です。
- ・軽い運動でも息切れするようになった
- ・顔などが浮腫むようになった
- ・呼吸にヒューヒュー、ゼイゼイなど音がするようになった
これらの症状が次第に酷くなっていくのを感じた場合はすぐに内科を受診してください。
肺はもちろん、心臓や気管支などの重大な病気が潜んでいる可能性があります。
逆に、これらの症状がある時は窒息プレイをすると悪化するので控えましょう。
ひとり窒息プレイ
窒息プレイの苦しみに魅了されてついに一人で行うようになってしまったら、それはもはや危険な症状です。
実際、首吊りをしながらオナニーしていた男性が死亡したり、ガムテープで鼻と口を粘着した人が、動いているローターを体内に挿れたまま死亡していたケースが毎年報告されています。
こういったギリギリを攻めたひとりプレイによって、年間300人が事故で無くなっているとの事。
プレイするのは一向にかまわないのですが、死んだら元も子もありません。
もう少しでイケそうだからと、首吊りや窒息を続けてしまったり、トラブルが起きた時にすぐ脱出できるセーフゾーンを用意しておかなかったりと、事故る原因は様々ですが、必ずパートナーが居ていつでも助けてくれる環境で行いましょう。
本来であれば本能的に生きようとして必死に呼吸の確保をするのが人間なのですが、その大事なリミッターがぶっ壊れてしまうほど依存性のある恐ろしいプレイと言う事ですね。